コンシェルジュとは

コンシェルジュの仕事
コンシェルジュはフランス語で、本来「大きな建物、重要な建物の門番」を意味します。現在ではすっかりホテル用語。フロント周辺に常駐して、ホテルに宿泊するお客様のあらゆる要望やリクエストに応える「総合世話係」「よろず相談承り係」というような専門職の職名として使われています。
別名ゲスト・リレーションズとも呼ばれています。アメリカ系のホテルでは、アシスタントマネジャーを指します。
お客様のあらゆる要望に応える事をモットーとしていることもあり、「決してNOとは言わない」との異名を持っています。
ホテルには様々な目的を持ったお客様が大勢宿泊しています。なかには日本に不慣れな人や日本語のわからない外国人の方もいます。いろいろな要求に対し、さまざまなサービスをする専門家が、コンシェルジュです。例えば、お客様の要求に応じて、街の地理案内や観光案内、劇場や映画館の座席予約、もちろんホテル内の設備案内、航空券の予約、リコンファーム(予約再確認)、病気の時なケアなどをします。
まさに“何でも相談係”の大活躍ぶりです。そして、コンシェルジュは特別なゲスト(VIP)のお世話を担当することもあります。
近頃ではホテルに限らず、JRのステーションコンシェルジュや伊勢丹のボーテ・コンシェルジュなど、種々の施設で同様の役割を担う人をコンシエルジュと呼んでいます。またサービス体系の名称として『コンシェルジュ・サービス』という呼び方もされています。
